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バルトレックスの成分バラシクロビルと効果

落ち込んでいる男性

ヘルペスウイルスに有効な治療薬としてバルトレックスがあります。
ヘルペスウイルスによって発症するものとしては、水疱瘡や帯状疱疹、単純疱疹となる口唇ヘルペスや性器ヘルペスがあり、バルトレックスを服用することでウイルスの増殖を抑える効果があります。
バルトレックスはイギリスの製薬会社であるグラクソ・スミスライン社によって製造されています。
日本性感染症学会が発行する治療ガイドラインにおいては、単純ヘルペスや水疱瘡、帯状疱疹に対して第一に選択すべき薬として推奨されています。

製品に使用されている有効成分としてはバラシクロビルがあり、この成分は、従来のヘルペス治療で主に使用されてきたアシクロビルを改良する形で開発が行われています。
バラシクロビルはアシクロビルの成分構造にバリンと呼ばれるアミノ酸が加えられており、大きな特徴として、腸からの吸収効率が飛躍的に向上している点を上げることができます。
バラシクロビルの吸収効率の高さは従来品の2.5倍以上とされており、バルトレックスの効果は、腸から吸収されたバラシクロビルが肝臓で代謝されアシクロビルに変換されることで発揮されます。
これまでアシクロビルの場合には吸収効率が最大でも20%程度とされていましたが、バラシクロビルの場合には54%の割合となり、非常に高い吸収効率を有しています。

バルトレックスのメリットは、成分の吸収効率が高いことから従来の薬に比べて服用回数を少なくできる点があります。
1回あたりの内服で成分を多く取り込むことができるために、少ない回数で効果を得ることができます。
現在、病院での水疱瘡や帯状疱疹、性器ヘルペスの治療においてはバルトレックスが主流となっており、処方に関しては保険の適用を受けることができます。
実際の値段に関しては1錠に対して3割負担の場合405.6円で済み、仮に保健適用外となれば1833円と高い金額を負担することになります。
ただし、自己責任が伴うものの、個人で購入代行サービスを利用した場合にはより安い価格で購入をすることが可能となります。

効果的な服用のタイミングと服用期間とは

バルトレックスの使用においては、効果を得るためにも正しい服用方法を用いる必要があります。
まず、バルトレックスには500mgと1000mgの2種類があり、違いとしては成分であるバラシクロビルの量が異なります。

500mgと1000mgは使い分けが推奨されており、口唇ヘルペスの場合には500mg1錠を1日2回服用し、服用期間は5日間になります。
また、帯状疱疹の場合には1000mg2錠を1日に3回服用することになり、服用期間が7日間となります。
水疱瘡の場合には帯状疱疹同様に1000mgを服用することになり、この場合、1錠3回で、5日間の服用期間となります。

バルトレックスの服用に関しては、基本的な内容に関しては定められていますが、病気の内容によっては服用量、必要となる服用期間が異なる場合があり、使用においては医師や薬剤師の指示に従うことが大切になります。
また、効果を得るには量や服用期間の他にタイミングを把握しておく必要があり、くれぐれも自己判断で服用することは避ける必要があります。

バルトレックスの服用は基本的に食前、食後の影響を受けることは無いとされています。
しかし、服用は食後の方が適しており、理由としては、まず、食後の方が呑み忘れを防げることがあります。
次に胃への負担があります。
食前の場合には胃が荒れてしまうケースがあり、食後に服用することで避けることができます。

バルトレックスは食後に水やぬるま湯を使用することで飲みやすくなりますが、人によっては錠剤が比較的大きいことが難点となります。
割って飲むこともできますが、この場合、苦みを防ぐために施してあるコーティングを破くことになり飲みにくくなります。
また、稀に発疹や下痢、めまい、かゆみ、吐き気、頭痛などが出ることがあり、異常を感じた場合には速やかに医療機関を受診し適切な処置を受けることが大切になります。